オバマ大統領が施政方針演説を行ったようだ。
<記事抜粋:開始>
オバマ米大統領は24日夜、上下両院の合同会議で施政方針演説を行った。米国の抱える深刻な経済危機に対し、短期的な対応策をとるだけでなく、エネルギー、医療、教育の3分野への投資を進めて長期的な繁栄の基盤を築き、米国の再生を誓う内容となった。
大統領は演説の冒頭から米経済の苦境に言及。「我々の経済は弱体化し、自信は揺らぎ、困難で不確実な時代を生きている。しかし今夜、すべての米国人に分かってほしい。我々は再建する。我々は再生する。そして以前より強力な米国が現れるだろう」と決意を語った。
また、「長期的な繁栄よりも短期的な利害が優先された」「手っ取り早い利益追求のために規制は骨抜きにされた」と述べ、ブッシュ前政権までの経済政策からの転換を目指すことを強調。政権発足後の景気対策と金融危機対応での取り組みをアピールした。さらに「経済を回復させるだけではなく、持続する繁栄の新たな基盤を築かなければいけない」と、長期的に経済を成長させるエネルギー、医療、教育への投資の必要性を指摘した。
■オバマ大統領、演説骨子
▽我々は再生し、米国はより強力になる
▽雇用創出を活発にし、融資を再開させ、エネルギー、医療、教育に投資を
▽4年間で1兆ドル規模の財政赤字を半減。10年間で2兆ドルの節約が可能
▽風力、太陽光発電などの技術開発に年間150億ドルを投資
▽アフガニスタン問題で包括的戦略を策定
▽グアンタナモ収容所を閉鎖し、拘束したテロリストに対する迅速で確実な裁きの道を探る。米国は拷問しない
▽既存の同盟関係を強化、新たな協力関係を結ぶ
▽G20(金融サミット)諸国と金融システムへの信頼回復で協力、保護主義が台頭する可能性をなくす
(2009年2月25日11時33分 asahi.com)
<記事抜粋:終了>
所感だが、やろうとしている事が明確だ。
米国の言語は英語であり、日本での報道時には翻訳の手間がある。にもかかわらず、内容が明確でわかり易いのは、なぜだろう。
やはり、演説内容が明確な内容だからだろう。
また溜息だ。米国と比較すると、日本からは何がしたいのか伝わってこない。「景気対策」という声だけは聞く。抽象的なこの言葉だけなのだろうか?
自民党のWEBサイトを見ると「自民党の景気対策はあなたに具体的です」という見出しで、自民党広報として28の具体的な対策が掲載されている。この広報はわかりやすい。
対策は28もあるのだが、景気対策の原因療法ではなく対症療法と感じる。
日本という生徒がイジメにあい、暴力を受けている(景気悪化)。この対策として、怪我を治すための医療施設を用意する(景気対策)。このようなイメージだろうか。
この場合、イジメる生徒を処罰するか、イジメを受けている生徒を転校させるなど、明確な根本対策が必要だろう。
不況の根本対策として「何をすれば良いかわからない」という事なのだろうか?
確実ではなくとも「これが必要だ」という原因療法は示すべきではないか? この28の対策が原因療法なのだろうか? 申し訳ないが、対症療法としか思えない。
自民党以外の政党なら、どのような対策がでるのだろう? この時期、説得力ある明確な対策が出せれば、次期政権を獲れる気がする。
米国は、国益のため次々手を打っている。
オバマだけでなく、クリントン国務長官も来日し「在沖縄米海兵隊グアム移転協定」に署名していった。
これで、日本で政権が変わろうと、問題が発生しようと、財政支出による28億ドルの提供が絶対の物になった。
すでにロードマップで定めたとはいえ「本気か?」という金額だ。日本政府は60億ドル以上の負担に合意しているという。まだこれからも、絞られるのだ。
同盟国とはいえ、どこの国に、他国の軍隊にここまで支出する国があるというのだ。
グアムは米国の領土である。ここのインフラ整備と米海兵の良い暮らしのために、日本が金を出す。日本国民はどう思っているのだろうか?
負担は当初見込みを大幅に上回るようだ。内訳が1.海兵隊がグアムでの移動に使う高速艇の配備費用、2.グアムへの人員や物資の輸送費、3.移転先施設の家具や事務用品購入費・・・アホか?
精神面からも疑問だ。日本は憲法9条で平和を謳っている。米軍への支援は、憲法9条の精神に合致するのだろうか?
世界平和のための抑止力として、軍隊は必要とは思う。しかし、それは単一国家に任せるべきものではない。
日本の場合、米国と手切れになれば、今までの投資は全て無駄となる。年単位の国防費として考えても、あまりに高額な負担に思えるのだ。
世界平和のための軍隊は、各国の連合軍で行う・・というように国防指針を定め、そこに防衛費として財政支出するならば、まだ納得できる。
なぜ、命を削って得た金を、米海兵の良い暮らしに使われるのか、理解できない。
日本の政治家には「自国民より米国民のために働いている」と感じてしまう事がある。財政支出した金がバックされているのでは?と疑いたくなる。
次の選挙では、「日本の米国頼りにNOと明確に主張している」という一点だけで、共産党に投票してしまいそうだ。
共産党は、米軍の駐留が無くなった後の、防衛構想をどう考えているのだろう? この構想が良いものならば、絶対に共産党に投票するのだが・・・
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